柳楽優弥君のように
カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を獲得した、当時中学3年生柳楽優弥さん。主演した「誰も知らない」は、芸能プロダクションに入ってすぐに挑んだオーディションで射止めた大役だったそうです。オスカー受賞俳優のトム・ハンクスやジェフリー・ラッシュらの主演作を向こうに回しての出来事だけに、衝撃が走りました。
是枝監督は「引っ込み思案な子だったが、1年間の撮影中に変化していった。彼の成長を撮れたことが、この作品の評価につながったのだと思います」と語っています。一見ただのシンデレラボーイに思われがちですが、監督やスタッフの力の大きさははかりしれません。
彼のように演技の経験や俳優の訓練を受けた事がなくても、良い監督、指導者、作品に巡り会えば国際舞台で活躍することも決して夢ではないのです。持って生まれた感性が、みがかれてさらに輝くのか、そのまま輝くことなく埋もれてしまうのかは、
良い指導者にいかに巡り会えるかにかかっていると言っても過言ではありません。
発声にも同じ事が言えます。間違った発声法で無理をすれば取り返しのつかない事になります。
映画やテレビドラマでは、リアルな演技が求められています。
どんな台詞でも自然に発音出来る発声法が求められています。
ではどうすれば良い指導者と巡り会えるのでしょうか?
学校、劇団、プロダクション養成所、順にみてみましょう。
演技を学ぶ!カタルシスから異化効果まで
4年制の大学ですと、日本大学芸術学部や明治大学演劇科、その他玉川大学芸術科、大阪芸術大学等があります。
大学の場合、演技者育成の為の実技から 一般教養から演劇理論まで幅広く学習するのが特徴。
歴史のある大学は、放送関係にも卒業生が多く 何かと有利かもしれません。
ただし俳優の場合、卒業後直ぐ実践で活躍するのが難しいのはどの大学も同じです。
費用は受験料が1万円程度、学費は専門学校でも年間100万円~200万円はかかります。
また、それなりに偏差値も必要なようです。
ここではどちらかというと演技実習に重点を置いた専門学校をご紹介します。
◇桐朋学園芸術短期大学
何人ものスターを産み出した俳優座養成所が前身、現場で活躍する出身者は多く、それぞれエリート意識を持って仕事をしているのが特徴。意外だがナレーターにも多い。
◇専門学校 舞台芸術学院
演劇 専門学校としては、こちらが先輩、半世紀以上の歴史があるその卒業生にはそうそうたる顔ぶれが並んでいます。
日本映画学校
日活芸術学院
ENBU[演劇&映像]ゼミナール
劇団なら?
劇団ならそれほどお金もかからず演技の勉強が出来るかもしれません。(年間50万円~)
俳優座と並んで歴史と実績がある、 養成所と言えば
◇文学座付属演技研究所
短大ではありませんが、昼間部・夜間部があり2年間みっちり演技の基本をたたき込みます。
人気のあった年は何十倍の競争率でしたが、今はそれほどでもないようです。
座員に残れる人は少ないですが、外に出て活躍している人も多くお勧めの養成所です。
◇劇団青年座研究所
西田敏行さんが辞めましたが、劇団名の通り毎年意欲的な公演でファンも多いようです。
声優として活躍している座員も多い劇団の一つです。養成所は本科・実習科があります。
基本的に2年制です。
◇劇団円演技研究所
本科1年専科2年。
実践的な演技実習で実績を上げている劇団です。
◇劇団テアトルエコー
声優養成所のカテゴリーに入れるか迷う程、活躍している声優が多い劇団です。
熊倉一雄さん納谷悟朗さん数えたらきりがありません。
若手にも活躍している人が大勢います。
人気劇団のワークショップ・その他
◇北区AKT STAGE(つかこうへい劇団)
劇団は解散しましたが北区AKT STAGEとして出演者募集があります。北区民にならないと駄目?引っ越すか・・
◇ 扉座
横内謙介主宰扉座、演技研究所がある。
◇劇団黒テント
斎藤 晴彦代表のActor's Workshop、是非受けてみたいですね。
◇劇団四季
オーディション情報、ダンスに歌が出来れば・・
◇劇団スーパーエキセントリックシアター
付属俳優養成所 18歳~26歳まで 1年間
◇演劇集団「キャラメルボックス
入団オーディション
その他養成所
吉本興業 NSC東京
●お笑いコース
●俳優コース
●構成作家コース
●歌組
●よしもとNSCジュニア(子供お笑いコース)
大阪校もあります。
ホリプロタレンスカウトトキャラバン
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